ハズレ様

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作者:揚げなす
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本文冒頭

この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

日差しが暑い。麦わら帽子を通してきらめく太陽がどこまでも続いているように思える青い田園を照らす。
コンビニも自転車で数十分、お隣さんですら10分というような自然あふれた祖母の家に住み始めたのは春先のことだ。
真夏の日差しに汗かきながら自転車のペダルに力を込めるもちっとも家につかない。買ったばかりのアイスが入ったコンビニの袋が結露して自転車の進んだところにぽたぽたと染みを作っていた。

事の経緯は両親が事業に失敗して会社が倒産したことだ。住む場所も追いやられて両親は働き場を求めてより都会へ向かった。
ついていきたかったがまだ働くには早い息子の俺は、一人父方の祖母の家に預けられた。

......

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