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作者:円山翔
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あらすじ

炎タイプなのに火を噴かない君。メガシンカを拒絶する君。
ゲームの中とはかけ離れた姿に、僕は物足りなさを感じていたんだ……

思い出したくもない過去。毎日のように俺を苛んでいく過去。
あの日、俺は俺の火を、力を、封じると決めたんだ……

きとらさんからリクエストをいただきました。ありがとうございます。

本文冒頭

この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

 見渡せば一面焼け野原だった。
 山火事でもあったのか、なんてそんなレベルではなかった。
 形あるものは全て真っ黒焦げになって、まだ勢いの収まらない炎の熱風に吹かれてぼろぼろと崩れ去っていく。
 そんな中、俺は荒く息を付きながら佇んでいた。
 胸元では小さな石が、胸当ての真ん中で虹色に輝いていた。


 熱い。俺の吐いた火がこんなにも熱いなんて。
 すごい。俺の体まで焦げ付いてしまいそうだ。
 悪の組織は壊滅させたみたいだけど、これはさすがにやりすぎだったのかな。


 今の力を手に入れてから、初めての戦い。俺自身、これほどの力を自分が秘めていることに気付かなかったのだ......

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