ジラルダンが奪った心の雫を取り返しに行きます。
xの正体がジラルダンだと知った私達。
一刻も早く心の雫を取り戻さないと大変なことに・・・。
???「「『みんな!!』」」
サトシ「ファイアロー!」
私「優花!セレナ!」
サトシ「見つけたか?」
優花「うん!ファイアローと合流して一緒に探してたら、ジラルダンが飛行艇に入っていくのが見えたの。」
私「三人とも、そこに連れてって!」
三人「「『分かった!』」」
私達は、飛んで行く三人の後を追った。
絶対に守ってみせる・・・・・・この街の平和を!!
セレナ「ここよ。」
着いた所は海の真ん前だった。
ここら辺は、船も通っていない、人通りの少ない場所だ。
そこにあったのは、とてつもなく大きな飛行艇・・・・まさしくジラルダンのものだった。
カノン「でも扉が閉まってる。」
ここは、いちかばちか・・・
私「ラティアス、あの扉壊せる?」
ラティアス『やってみる。』
私「ありがとう。いくよラティアス、《りゅうのはどう》!!」
ラティアスは、扉に《りゅうのはどう》を当てる。
ドカアァァァァァァン
さすがは伝説のポケモン。
一瞬にして扉を壊した。
サトシ「みんな、行くぞ!」
一同「・・・」コクッ!
廊下を進んでいくと、奥の部屋にジラルダンがいた。
私「ジラルダン、心の雫をかえして!!」
ジラルダン「お前達か・・・ここまで来れたことは褒めよう・・・だが、こんどこそ終わりだ。いけ!ジュペッタ、キュウコン!!」
ジラルダンは、ジュペッタとキュウコンをくりだす。
キュウコンは、雪のように白い色をしている。
色違いだろうか。
サトシ「ピカチュウ、いくぜ?」
ピカチュウ『うん!!』
シトロン「レントラー、いきますよ?」
レントラー『ああ!!』
私「私達もいくよ!!」
優花・セレナ・カノン「うん!/ええ!」
ムサシ「あたし達もいきますか!パンプジン!」
パンプジン『うん!』
コジロウ「おお!いけ、マーイーカ!」
マーイーカ『いつでもOKだよ。』
ニャース「ニャーもいくにゃ!」
みんなはそれぞれポケモンを出す。
ジラルダン「ジュペッタ《シャドーボール》、キュウコン《火炎放射》」
サトシ「《十万ボルト》」
シトロン「《ワイルドボルト》」
ジラルダンが攻撃をしかけてきたが、サトシとシトロンがそれを打ち消す。
心の雫は・・・・あっ!あった。
ジラルダンの座っていた椅子の隣に頑丈そうなケースに入っていた。
どうにかしてこっちに持ってこれないかな・・・そうだ!!
私「ラティアス、《サイコキネシス》であそこのケースとれない?」
私はジラルダンに聞こえないようにそっと耳打ちする。
ラティアス『やってみる。』
ジラルダン「ジュペッタ《ナイトヘッド》、キュウコン《火炎放射》」
サトシ「ピカチュウ《エレキボール》」
シトロン「レントラー《スピードスター》」
ムサシ「パンプジン《あくのはどう》」
コジロウ「マーイーカ《サイケ光線》」
両者の攻撃がぶつかり合い、爆発が起きる。
今なら・・・
私「ラティアス今よ!」
ラティアス『はっ!!』
ラティアスは、目を青く光らせ《サイコキネシス》を発動した。
心の雫が入ったケースを捉え、こちらに運んできた。
私「ありがとう、ラティアス。」
ジラルダン「か、返せ!」
優花「あれ、心の雫がいつあなたのものになったのかなぁ?」
セレナ「そうよ!あなたのものじゃないわ。」
カノン「これをあなたが持つ資格なんてないわ!」
ジラルダン「うるさい!こうなったら、力ずくでも奪い返してやる。」
サトシ「そうはさせない!」
ジラルダンは心の雫を取り返されて少し焦っている様子。
ジラルダンのポケモンの攻撃をサトシ達が防いでくれているおかげで、しばらく攻撃は飛んでこないだろう。
今のうちにケースから心の雫を出さないと・・・
私「ユリーカ、ボンゴレさん、離れて。」
ユリーカ「えっうん。」
ボンゴレ「あっああ。」
私「《マジカルリーフ》!」
ラティアス『《りゅうのはどう》!』
ドカアァァァァァァン
開いたかな?
私は、心の雫が入ったケースのほうを見る。
ピシッ
パリィィィィン
やった!開いた。
私は、心の雫を手に取る。
私「みんな、ケース開いたよ!」
サトシ「分かった!みんな、一斉攻撃だ!」
一同「「「『ああ!/ええ!/うん!』」」」
私「《マジカルリーフ》」
優花「《リーフストーム》」
セレナ「《火炎弾》」
カノン「《水鉄砲》」
ラティアス「《りゅうのはどう》」
サトシ「《十万ボルト》」
シトロン「《スピードスター》」
ムサシ「《シャドーボール》」
コジロウ「《サイケ光線》」
ニャース「《乱れひっかき》にゃ。」
全員の攻撃がジラルダンに向かっていく。
ジラルダン「うわあァァァ」
サトシ「今のうちに逃げよう。」
私「うん!」
私達は、廊下を走る。
しかし、ジラルダンは諦めず追いかけてくる。
私「出口だ。」
私達は跳び下りる。
サトシ「ジラルダン、しつこいぞ!」
ボンゴレ「そうじゃ。いい加減諦めろ!」
ジラルダン「諦めるわけがないだろ。いけ、ボーマンダ、カイロス、カイリュウ。」
ジラルダンは、三体ポケモンを出した。
私「みんな、いくよ!」
一同「『ああ!/ええ!/うん!』」
ジラルダン「ボーマンダ《火炎放射》、カイロス《破壊光線》、カイリュウ《りゅうのはどう》」
サトシ「ピカチュウ《エレキボール》」
私「《マジカルリーフ》」
ムサシ「パンプジン《シャドーボール》」
攻撃は相殺される。
サトシ「みんな!」
一同「コクッ!」
サトシ「《十万ボルト》」
シトロン「《スピードスター》」
私「《マジカルリーフ》」
優花「《リーフストーム》」
セレナ「《火炎弾》」
カノン「《水鉄砲》」
ラティアス『《りゅうのはどう》』
ムサシ「《タネバクダン》」
コジロウ「《サイケ光線》」
ジラルダン「うおっ!?」
ドカアアアァァァァァァァァァァァァン
辺りに衝撃波が走り、私は思わず目を瞑った。
そっと目は開けると、そこにあった飛行艇はなかった。
私「私達・・・勝ったんだ・・・・・・やったあああァァァァァ!!」
サトシ「やったな。」
ピカチュウ『うん!』
???「律花。」
私「えっ!?今・・・」
サトシ「誰か律花って言ったよな。」
私「誰?」
その声はみんなも聞こえていたようで、不思議そうにしている。
???「私の名はアンダンテ。私はあなた達の不思議な力について話しに来ました。」
私・優花・セレナ・カノン「えっ!?」
お久しぶりです。
二ヶ月ぶりの投稿です。
簡単に倒されたジラルダン・・・なんだか少しかわいそうな気もしたりしなかったり・・・。
まあ、しょうがないですがね。
それでは、次回もお楽しみに。