~Nの城~
ゲーチス「おやおや・・・失敗ですか・・・」
N「父さん・・・」
ゲーチス「どうした?」
N「父さんの本当の目的って・・・」
PiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiP!!
ゲーチス「あの人から電話ですね・・・」
ガチャ
???「計画はどうだ?」
ゲーチス「順調に進んでおります」
???「そうか・・・」
ゲーチス「あの人たちは?」
???「・・・」
ゲーチス「答えたくないようですね・・・」
???「次のプランBに移せ・・・」
ゲーチス「了解」
ブツッ
N「父さん・・・」
ゲーチス「Nよ、出番が来た・・・これが完成版のチョーカーだ・・・」
下っ端「ゲーチス様!!」
ゲーチス「どうしました?」
下っ端「それが冷凍コンテナで・・・」
ゲーチス「そのことは知っています・・・」
下っ端「あっ!!すみません・・・」
ゲーチス「(そういえば・・・紫苑は本当の黒幕を知っているはず・・・)」
N「父さん、行ってきます」
ゲーチス「あ・・・あぁ・・・」
~某病院~
空「う~ん・・・」
レッド「気が付いたか?」
空「レッドさん?・・・・・!!紫苑は!!」
イエロー「大丈夫です、ちゃんといますよ」
空「イエロー・・・そうか・・・」
紫苑はベッドで寝ていた。
紫苑「スー・・・・・・スー・・・・・・スー・・・・・」
医師「レッドさん、お話があります」
レッド「はい」
レッド「なんだって!!!」
医師「落ち着いてください!」
レッドがいろいろなことを話されているとき、紫苑が目を覚ました。
紫苑「う~ん・・・」
空「紫苑!!」
レッド「要するに、脳にダメージを負って記憶を失っている可能性があると・・・・・」
医師「はい・・・・」
イエロー「よかった!!」
空「心配したんだぞ・・・」
紫苑「すみません・・・」
話し方がおかしいと空は思った。
紫苑「あなたは、誰ですか?」
長い沈黙の後レッドが来た。
レッド「おい・・・」
イエロー「紫苑さん?」
空「紫苑、冗談は良くないぞ(笑)」
紫苑「???」
紫苑は戸惑っている。
紫苑「あのぉー、紫苑って誰ですか?」
レッド「紫苑は、記憶喪失だ」
空「嘘だ・・・嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!」
イエロー「空さん」
レッド「・・・」
レッドは、空に近づき平手打ちを喰らわせた。
バシッ!
空「なに・・・・するんですか?」
レッド「信じたくないと思うがこれが現実なんだ」
レッドは目に悔しさと悲しみの混じった涙を流している。
イエロー「まずは・・・いろいろなことを教えなきゃ!」
イエローは張り切っている。
空「イエロー?」
イエロー「こんな、ところでくよくよせず、前に進めとブルーさんに教わらなかったんですか?」
空「そうだな・・・」
空とイエローとレッドは紫苑に説明した。
別次元から来たこと
そこで、レッドに助けられたこと
しかし、トキワの森の事を話そうとしたとき・・・
紫苑「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
紫苑が頭を押さえ始めた。
空「紫苑!!」
紫苑「大丈夫です・・・」
レッド「記憶を取り戻すときは・・・」
イエロー「空さんがカギですね」
空「俺が?」
その時、紫苑が・・・
紫苑「※※※を止めなくちゃ・・・」
最初の方は聞こえなかった。
空「紫苑?」
紫苑「ほぇ?」
レッド「無意識にいったんだろ・・・」
イエロー「誰を止めるんでしょうか」
空「・・・・・・・Nだ・・・・・・」
紫苑「!!」
紫苑は反応した。
空「やっぱり・・・」
レッド「じゃあ・・・」
イエロー「Nを見つけ出せば!!」
空「行こう!Nを止めに・・・
そして、紫苑の記憶を取り戻しに!!」