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読了時間目安:20分

この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください

登場ポケモン  ・スパイア→メガリザードンX ・フィーロ→ルギア ・マーニ→イーブイ ・セル→ブイゼル
        ・リーナ→バンギラス
ス『どっちが先に攻撃する・・・僕は別にどっちからでも良いからな?』

『なら、お前の方が先行で良いぞ?俺の速さに到底お前は付いて来れないと思うからな!少しはハンデを与えてやるよ!』

ス『なっ・・・!言いたい放題言いやがって・・・それにそんなに僕は鈍間じゃないぞ・・・こうなったら僕の力を見せつけて・・・?どうしたリーナ。』

リー『スパイア気をつけて、怒らせて自滅を促す相手の策略かもしれないよ?それにさっきから聞いてたらスパイアが怒りそうな文言ばっかり言ってるじゃない!・・・またぶち切れて我を忘れないでね?』

ス『そうか・・・分かった!気をつける・・・ってなんでそんな事知ってるの!?・・・ま・・・まぁそれは置いといて・・・行くぞ!!』

スパイアは火炎放射を放つ、それに対しバシャーモも火炎放射で迎え撃ち両者の火炎放射がぶつかり合う。威力はほぼ互角のようではあるが若干バシャーモの方が力があるよう、そんな状態に危機感を抱いたスパイアは火炎放射を放ちながら近くにあった洗面器を持つとお湯を空中へと放った。

マ『なんでお湯を空へとあげたの・・・?あれ位の湯量じゃ到底相手に届くとは思わないし火炎放射を打ち消すほどの力は無い・・・何故・・?』

リー『うーん、なんて言うか相手の気をそらすのとその他にも少し火炎放射の威力を弱める為に水をあげたって感じかな。ほら、水タイプの技で水遊びってやつがあるじゃない?それも炎タイプの威力を下げる効果があるって言うから・・・でもマーニが言うとおりあれ位の量じゃ到底火炎放射には適わないし実際の所スパイアが何を思って水をすくったのかもわからん。』

『そんな事して何になる!行くぞ!』

バシャーモは得意のスピードで一気にスパイアへと近づく、そしてスパイアに向けて雷パンチを繰り出してきた。しかし、その事はスパイアも予測済み。当たる直前に体を回転させて勢いを付けた上で尻尾をバシャーモに当て湯船へと押し出した。

『おっっと!!危な!!そうやって水の中に落とそうとしても無駄だ!!!お前も一緒に落ちろ!!!!』

ス『!?』

バシャーモは湯船に落ちるまいと踏ん張るが床が濡れていた事によるスリップでそのまま湯船に落ちようとするが、落ちる寸前で悪あがきのようにスパイアの尻尾を掴むとそのまま水の中へスパイアを引っ張り両者共に落ちて行った。2体が落ちた衝撃で浴室内には蒸気と水柱が上がり辺り一面にお湯が流れ出し水浸しとなる。

マ『スパイア!!』

リー『水の中に落ちたとなると炎タイプの両者ともに結構なダメージは負ってるはずだけど大丈夫かな?仮にこれが温泉だとしてもダメージ指数は同じと思うんだけど・・・?』

水の中から気泡が出なくなって暫くした時、水中からスパイアとバシャーモの両方が勢いよく飛び出して来た。そしてそのまま空中へと飛び上がるとスパイアはきりさくをバシャーモは雷パンチをそれぞれ繰り出し相手へと当てる。当たった衝撃でスパイアは再び浴槽内へ、バシャーモは少し離れた浴室内の壁に叩きつけられた。その時に周りに綺麗に置かれていた椅子や洗面器などが空へと吹き飛びバシャーモの頭へと落ちてきた事からちょっとのダメージを与えられたようである。

『!!!!!?!?!?!?痛!!!!くそっ!!あいつなんて強さなんだよ!!今までどんな奴らもワンパンで倒して来た俺がこんな奴に追い詰められてるのかよ・・・・!しかもあいつ・・・こんな感じで洗面器とかを味方にしやがった・・・・!』

マ『いや・・・多分何も考えてなかったと思うけどな~、スパイアってそんな事出来るくらい器用じゃないし・・・レガなら出来たと思うけど流石にね・・・。』

バシャーモはダメージを負いながらも立ち上がりスパイアが沈んだ浴槽の方を見つめる。しかし、スパイアは水中に沈んだままで浮かび上がってこない、バシャーモはフラフラになりながらも勝利を確信しにやけながら後ろを振り向く・・・その時

ス『っまだバトルは終ってないぞ!!!』

スパイアが勢いよく浴槽から飛び出しそのまま青色の火炎放射を放つ、バシャーモは水の音に気付くとすぐに振り返りスパイアがいつの間にか湯船の外へ出ていた事に気付く、それを見て体制を立て直そうとしたが再び足を滑らせてしまいそのまま尻餅をついてしまう。

『そう簡単に終れるかぁぁ!!!!』

そう座った状態で叫びながら火炎放射を放つバシャーモ。しかし、体に力が入りにくい状態で放つ火炎放射を到底スパイアの火炎放射の威力には適わなかった。そのまま炎に飲み込まれたバシャーモをマーニとリーナは呆然と見ていた。

マ『青い炎・・・確か最大限の力になった時に放つポケモンがいる・・・って聞いた事はあったけど・・まさかスパイアが・・・。』

リー『そういえば・・・ガスコンロなどの火も赤い炎より青い炎の方が温度が高いと聞いた事がある・・・つまりはスパイアが放った炎の方が威力が強かったと言う事なのだろうか・・・。』

ス『はぁ・・・はぁ・・・・少しはやったか・・・・?』

『この火炎放射とあの姿・・・やはりあいつがあの噂のリザードンか・・・何時も一緒のカイリューはいないようだが何となく分かったぞ。・・・また会おう。』

火炎放射による熱気で水蒸気となった温泉が舞い上がり、それに伴い一時的に視界が効かない状態が続いた。しかし、時間が経つにつれ湯煙の霧が少しずつ晴れてきて徐々に視界が効くようになっていくと、そこにいたはずのバシャーモの姿がない事に全員が気が付く。どうやら湯煙が晴れる前に煙に紛れて何処かへと行ってしまったようである。

ス『何だよ・・・これで終わりかよ・・・こんな後味悪い感じにしていくなんて本当最悪な奴だった・・・折角疲れを取るために温泉に来たのに逆に疲れた・・・。』

リー『スパイアお疲れ様!凄かったよ!やっぱり流石タツミさんの最初からずっといるポケモンだね!相手のバシャーモも強かったけどスパイアの方がずっと強かったよ!』

マ『凄かったわ・・・でも無茶しすぎよ。ここが露天風呂だったから良かったものの・・・椅子とか洗面器とかが散乱しちゃったじゃないの・・・ま、片付けは私達に任せてスパイアはゆっくりと浸かって体力を回復して?』

ス『うん、そうする事にしよう・・・それにしてもあいつは一体何だったんだ・・・勝手に現れて勝手に消えていったぞ・・・?まさか幽霊!!!!?!?』

リー『それはないね、ちゃんと足は付いていたし影もあったから幽霊説は完全にないよ。』

セル『スパイア凄かった!本当格好良かった!惚れた!』

マ『元はと言えばアンタがぶつかるのが悪いんでしょうが!!!あっ!!コラ待ちなさい!!!セル!!!』

セル『マーニは少しは黙っててよ!へ・・へっくし!!あ~寒い・・。』

ス『ほらほらただでさえここの地域は雪が多くて寒いんだから湯冷めするよ?湯冷めしたら風邪引いちゃうし早く温泉に入って入って。』


そのような会話をし再び冷えた体を温めるために温泉に浸かろうとしたところで内風呂の方から聞き慣れた声が聞こえてきた。


???「ちょっとさっきの騒ぎ何!?心配になって飛び込んで来ちゃったじゃない!!」

ス『えっ?・・・あっ・・・タツミ・・・・どっどうしたの?そんなキュウコンの姿になってまでこっちに来るなんて?もしかして寂しかったりとか?あ~やっぱりタツミは寂しがり屋だな~こっちにおいでよ!』

タ「それはこっちの台詞!スパイアの方がもっと寂しがり屋でしょ!それよりもさっきからドッカーンドカーンと何騒いでたの!もう受け付けには苦情みたいに他のポケモンとか人が色々と騒いでるんだから!!どういう事なの!まさかこんな所でバトルとかしてないでしょうね!」

ス『す・・すすすすする訳無いじゃない!だってここは言ってしまうと体力を回復する場所だよ?それなのに体力消耗するような事するなら無意味になるじゃない?』

タ「その割には周りの洗面器やら椅子やらが散らかってますけど?・・・スパイア、本当の事を言いなさい。ここではそんなに怒らないから?』

ス『すいませんでした・・・ちょっと勝負しかけられて本当は駄目と分かっていたけどちょっとやってしまいました・・・それでも本当数分だけだから!第一相手の方が色々と壊したり散らかしたりしたし僕は逆に湯船に沈んでいたからね!ね?リーナ、マーニ、セル?』

リー『タツミさん、今回は多めに見て上げて。向こうから一方的に勝負を仕掛けられて色々と大変だったんだから・・・スパイアも本当はやりたくなかったと思うけど相手がすごく挑発してきたってのもあって・・・。』

マ『タツミさんもそう気にせずに。今回ばかりはどうしようもなくてこれで済んだだけでも本当マシな方なんだからね・・・。』

タ「そう・・・なら今回は不問にしておいてあげるけど次からは気をつけてよ。それよりも皆さん大分長風呂だね・・・あまりにも遅いから入ってきてしまったよ・・・。」

ス『それよりも今のタツミってキュウコンの姿だし、その姿だとこのポケモンが入る方の湯に入るの合法だから じゃあタツミも一緒に入ろ?こういう時にその副作用が役に立つなぁ~。』

タ「そこまでスパイアが言うならしゃーない、もう一回温まるか。」




ス『のぼせた・・・凄く目の前がフラフラする~・・・・。』

マ『あんなぬるい温泉でのぼせるとはねぇ~、スパイアって本当に炎タイプなのかしら?』

タ「そういや以前も確かのぼせた事があったような~あれ?あれってクラウンだったか?ま、暫くは水を飲んで安静にしておくこっちゃな。じゃあ入浴後のアイスでも買いに行きますか。」

セル『えっ?アイス?行く行く!アイスおいらも食べたい!タツミ早く行こ!』

タ「はいはい、じゃあ行ってくるよ~あれ?今回はリーナも来るの?分かった、じゃあスパイアには申し訳ないけど暫く待ってて?買ったらすぐ戻ってくるから。」

ス『はいは~い・・・僕はここで休んでるから早い所行って来たら?あー目が回る・・・。』

マ『全くだらしないわね・・・・じゃあ私も水持ってくるからちょっと待っててよ?』

ス『うん・・・マーニもごめんね・・・ありがとう・・・。』

こうしてタツミとセルとリーナはアイスを買いに行き、マーニはスパイアが飲む水を持ってこようとその場を離れ休憩室にはスパイア1人になった。元々の入浴者が少ないこの温泉ではロビーや休憩施設はあるものの利用者は極端に少ないこの状況でこの広さでは寂しさの方が勝ってしまうような空間が広がっていた。

ス『うーん・・・広いし静かだし・・ちょっと怖いな・・・何も出てこないよね・・・・?何かの気配がさっきからするのは気のせい・・・そう気のせいと思わないと!うん!』




タ「ただいま~・・・・って何その子?」

ス『・・・・・・・・!(た・・・助けて!!)』

タツミ達がアイスを買いスパイアの元へと戻ってくると、そこにはスパイアの膝の上に1体の青い小さいまだ子供のようなポケモンが身を乗り出すようにスパイアの顔をキラキラした瞳で見上げているシュールな状況が広がっていた。スパイアは子供の扱いに慣れていない為、タツミ達の事を見つけるとすぐに目線でSOSを求めてきた。

???『師匠!さっきのバトル本当に凄かったと思います!僕師匠みたいに強くなりたいんです!!お願いします!俺を鍛えて下さい!!』

リー『はっ?師匠って呼ばれてるし・・・何この状況・・・全く飲み込めない・・・タツミさんどうにかして・・・情報量が多すぎて頭がショートしそう・・・。』

タ「どうにかしてって言われても・・・なぁ~・・・スパイアどういう事?」

ス『急に僕の目の前に現れた、急に僕の膝に乗り込んできてそのまま顔覗き込んできたと思ったらそのまま師匠って呼ばれて今の状況に陥っている。それに困ってるの僕の方なんですけど・・・どうにかして欲しいのも僕の方なんですけど・・・助けて欲しいのも僕の方なんですけど・・・。』

???『師匠!僕何か持ってきましょうか!?のど渇いていませんか?俺なんか持ってきますよ!お腹空いてませんか?何だったらここら辺で美味しいお店を・・・』

マ『あれじゃあまるで付き人ね・・・それにそのポケモンは確かこの地方ではたまに見かけるリオルってポケモンね。確か波動を司るポケモンとか何とか聞いた事はある。』

リー『こっちじゃたまに見かけるって言うけど、一応珍しいポケモンの分類に入るし野生でいるとはあまり思えない・・もしかしたら誰かのポケモンとか家族とかいるかもしれないから一応聞いといた方が良いと思うよ?スパイア 師 匠 ?』

ス『怒 る ぞ ?うーん、そうか一応聞いておいてみるか~・・・君一体どこから来たの?それに家族は?家族がいるなら早い所帰った方が良いよ?』

リオル『俺はずっとここら辺に住んでいます!そして家族は生まれたときからいませんでしたので本当の親の顔を知りません・・・・。』

タ「あー・・・またこのパターンだと・・・。」

フ『アカンで?見てるよ?またこのパターンかいな?あんさんもホンマすっきやな~?それに今度は絶対駄目やからね?分かってる?スパイアも師匠って呼ばれてるけどそれに惑わされたらいかんで?』

リー『あれ!?確かいなかったはずなのになんでこんな所にフィーロいるの!?』

フ『えっ?タツミみんなに言ってなかったの?僕達だけ家族湯の方に入っているって事。』

タ「あー・・・みんなには伝えてなかったな・・・そうそう、家族湯の方に入ってました・・・だって折角温泉入るのにフィーロだけ入らせられないって感じもねぇ・・・って思ったから。」

ス『そ・・・そんなぁ・・・なら僕もそっちが良かったなぁ・・・タツミも言ってくれたら良かったのに・・・。』

タ「ごめんごめん、みんなと別れてからふと思いついたもんだから。次からは聞くからそれで勘弁してね?」

ス『むー。』

セル『それよりもフィーロのすっごい方言の癖が強い・・・。』

ス『分かってるって。・・・君ね、一応あれだから言っておくけど僕はそれ程強くもないし何かに優れているわけでもないよ?それに師匠って呼ばれるような事した覚えがないけど?』

リオル『そ・・それよりもなんでルギアがここにいるんですか!!!えっ!!?だって伝説のポケモンですよ!!』

フ『・・・少し黙らないと凍らせるよ?それに僕の事ばらすとどうなるか分かる?周りに人が集まってきて大変な事になるでしょ?それ位波動ポケモンって言う位なら分かっても良いと思うけど?』

ス『おいおい・・・フィーロも本気で怒らなくても・・・。』

フ『いや、これは大事な事だから強く言ってるの。先ず第一に人が集まりすぎたり何か危害を加えられないとは限らないし、それに何かしらまた狙われでもしたら今度こそタツミ達に迷惑を掛けてしまうかもしれないし・・・だからね?』

タ「そう心配しなくても良いよ?だってもう何日一緒に旅してきてるのよ、色々な地方に行ったりしたし何回も歩いたり空飛んだりしてるんだからそんな事心配しなくても大丈夫って。』

フ『うん・・・・。』

ス『そ・・・それで、僕は貴方の師匠じゃありませんよ?だからちょっとそういう感じで見られると困るというかなんて言うか・・・ね?』

リオル『いえ!師匠は師匠です!さっきの浴室でのバトルを見てましたが、俺にはとても格好良く見えました!所で・・・先程まで一緒にいたキュウコンの姿が無いのですが・・・あのキュウコンも凄く強そうだったのに・・・。』

ス『あー・・・キュウコンはねぇ・・その・・・タツミ・・・。』

タ「はーい、さっきのキュウコンは僕でーす。」

リオル『えっ????でも貴方人間・・・ですよね・・・?』

タ「そうだけど諸事情で人間の姿にもキュウコンの姿にもなれるって言った方が早いかな-?それでさっきのバトルの後にいたキュウコンは僕だよ?」

リー『今の所ここら辺には誰もいないからキュウコンの姿になってあげたら?そっちの方が色々言うよりも早く分かって貰えるだろうし何より説明するよりも楽じゃない(笑)』

タ「それもそうか・・・ついさっき戻ったばっかりなのになぁ・・・・・・じゃあ折角だし・・・・・・・・はぁ~・・・・・・・んっ!」

タツミが体にちょっと力を入れるとみるみる内にキュウコンの姿へと変化していく、そしてそれを呆然と見つめているリオル。仲間のポケモン達にとっては何時ものことなので特段何も言わず買ったアイスを食べていた。そして、数分後タツミの体自体の変化は終わる、しかし服を着ていた事からズボンが少々破れると言うハプニングが発生する事となった。


タ「あっ・・・ズボンが・・・帰りこの姿で歩かないといけないのかいな~絶対寒いだろうな・・・それよりも、どう?確かにキュウコンの姿でしょ?ちょっと違う部分はあるけどキュウコンです(ドヤァ」

リオル『ほ・・本当だ・・・俺は夢でも見てるのだろうか・・・つままれたような・・・やっぱりキュウコンは他のポケモンや人を騙せるのか・・・初めて知った・・・もう俺駄目かもしれない・・・。』

マ『凄い言われよう・・・キュウコンだからってどれでも騙すって訳じゃないからね?第一タツミさんは全くそういう事無いから!OK?』

リオル『分かりました・・・・でも未だに信じられない・・・人間がポケモンに・・・?。』

タ「僕みたいにポケモンになれる人間は一定数いるからね?それは覚えておいて。さてと、一応こういう事になったのは分かったけど流石に仲間にするのはフィーロが許さないからここで君とはお別れって事になるね。」

リオル『そ・・・そんな・・・折角師匠になら命かけても良い!って思ったのに・・・。』

ス『うーん・・・フィーロ、何か打開策出してあげて?何かこのままだと可哀想な気がしてきたし・・・だってこの子ずっと1人だって言ってたし、まだ子供よ?』

フ『そうやねぇ・・・じゃあセルと戦って勝てたら連れていっても良い事にするよ?それならまだ君も納得するだろうしセルの良い練習にもなりそうだしね。』

セル『何かおいら利用されてる気がするぞ?でも全然おいらは大丈夫だぞ!どーんと来いって感じ!』

タ「そんな調子で果たして大丈夫かいな・・・フィーロもそうムキにならなくても良いんじゃ?」

フ『いやいや、それ位しないといけないでしょ。もう本当なら仲間を増やすって言うのを暫くお休みしたかったのに、急に来たんだからこれくらいしないと僕的に気が向かないって言うかなんて言うかね。それでどうするの?』

リオル『そ・・そんな何かレベル低そうなポケモン・・・』

フ『あれ?レベル低かった?そんなにセルと戦うのが不服ならスパイアと戦う?スパイアの方がセルと比べて相当強いと思うけどな~?もし君が本気で僕達と旅したいと言うのなら・・・スパイア師匠と一緒に修行したいと言うならまだセルの方が良いと思うけどな~?どうかな?』

ス『ちょ!!フィーロまで!!だから僕は師匠って呼ばれるのは嫌なの!』

フ『まぁまぁ。』

リオル『!!?わ・分かりました!大丈夫です!よろしくお願いします!!!』

セル『よーし!おいら全力で戦うぞ!!』

これはフィクションで有り、実際にある温泉とは全く無関係でございます。

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