第12話
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この作品には残酷表現があります。苦手な方は注意してください
公園に向かって歩き出したタツミ達。だが、公園まではまだまだつかない様子である。
ク『タツミ~・・・疲れたぁ・・・。』
タ「・・・・・・・・。」
レガ『疲れたよ・・・タツミ・・・。』
タ「・・・・・・。」
ク『タツミ・・・?』
タ「・・・・・・・・・・・。」
レガ『タツミーーー!!!!!!!!』
タ「だぁ!!!うるさい!!聞こえてる!聞こえてる!僕だって歩き疲れているんだから話しかけないでよ!」
レガ『・・・・ごめん・・・。』
タ「はっ!ごめん・・いきなり怒鳴ったりして・・。ちょっと休憩しようか・・・。」
ク『それもそうだね・・・。そうしよう。』
っということで近くの木陰にて少々休憩することに。
タ「はぁ~・・・まさかこんなに遠いとは思わなかったな。」
ク『本当だね。あとどれくらいで着く?』
タ「地図を見る限りだとあと30分ってところかな?もしかしたらそれ以上かかるかも・・・。」
レガ『疲れたなぁ・・・。』
タ「ボールに戻っとく?」
レガ『いや。そこまでしなくてもイイよ。』
タ「しかしまぁ・・・よく晴れていること・・・。」
・・・・・・・・・
30分くらい休憩した後・・・
タ「じゃあ行こうか。」
レガ『うん。』
タ「クラウンは・・・・。」
ク『zzzz・・・・・』
タ「寝てるか。じゃあボールに戻しておこう。」
クラウンをボールに戻していざ公園まで出発!
公園までは一本道だが道は曲がりくねっておりそのせいで時間を消費するようだ。
っとここで1人の少年がタツミに近づいてきた。
少年「おい!そこのやつ!俺と勝負しろ!」
タ「おいおい・・・言葉遣い荒くないか・・・?まぁいいけど。じゃあやろうか?」
少年「そう来なくっちゃ!」
タ「レガ、頼んだよ。」
レガ『うん!今度こそ勝つよ!』
少年「いっけー!サンド!」
タ「相手はサンドか・・・・。」
少年「そっちからで良いぜ!」
タ「わかった。レガ!りゅうのいかり!」
レガ『わかった!』
レガはサンドに向かってりゅうのいかりを放つが・・・
少年「ふっ、甘いな。サンド!穴を掘る!」
サンドは地面に穴を掘って潜ってしまったのでりゅうのいかりが当たらなかった。
タ「うわ・・・どこから来るか分らないぞ・・・。」
レガ『どこから来るんだ・・・。』
暫くして・・・
タ『!!レガ!後ろだ!!』
レガ『!!』
少年「ふっ、命中したな。」
技はレガに命中した。避けきれなかったのだ。
タ「レガ・・・・・。」
少年「終わったな。俺のサンドは強いからな。ははは・・・・はっ!?」
レガ『まだ終わってない!!!』
タ「レガ・・・?」
レガはサンドの尻尾をつかみ地面へと叩きつけた。
タ「・・・・今のって叩きつけるって技だよね・・・?ちょっと使い方違うかもしれないけど・・・。」
サンドは地面へと叩きつけられ目を回してしまった。
少年「・・・・・まさかだろ・・・。なんでなんだ・・・。連戦連勝だった俺が負けただと・・・。」
タ「レガ、すごい!!新しい技も覚えたししかも勝っちゃったよ!」
レガ『タツミありがとう!!!』
少年「・・・まさかな結果だったよ・・・。それじゃあな。また会おうぜ。」
タ「ああ。気を付けてな。」
少年はコガネ方面へと消えて行った。
タ「さて、先を急ごうか。」
レガ『そうだね。』
・・・・・・・・
ついにタツミ達は自然公園の入り口ゲートに到着したのである。
タ「遂に来たよ・・・。コガネから大体1時間くらいだったかな。休憩除いて。」
レガ『そうだね。やっと到着したね。長かったー・・・。』
タ「今は・・・2時か・・・。あと2時間は遊べるな。じゃあちょっと公園で遊ぶか?」
レガ『うん!』
早速中へ入り公園の敷地内へ。
そこには広い芝生の広場があり他の人たちはそこでポケモン達と遊んでいる。
タ「みんな出てこーい。」
タツミはポケモンが入っているボールを空高く上げた。
そこからポケモンたちが出てくる。
ウィ『うーーーん・・・はぁ~・・。やっぱり外の方がのびのび出来るね。』
プ『ホントホント。あっ、タツミ。』
タ「暫く遊んでいいよ。たまには息抜きもしたいからね。」
ク『タツミも一緒に遊ぼうよ。』
タ「う~ん・・・・それもそうだな遊ぶか。」
レガ『そうこなくっちゃ!』
その後、タツミはかなり走りまわされクタクタになった状態で帰路に着かなければならなかったとさ。