第1章・アトガキ

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 『ぼくらのぼうけんのしょ!』、ここまで通算二十五話を読み進めてくださった読者の方、またはたまたまアトガキに目がいって偶然覗いた方。
 初めの挨拶としては「はじめまして」が適切かと思います。そして本作を手に取って頂き、誠にありがとうございます。
 ぼうけんのしょ、というRPGなどでありそうなフレーズをタイトルに入れている本作ですが、決して明るい話でもなく、だからといってダークファンタジーにも成りきれず、少しばかり立ち位置が曖昧な作品になっているかと思います。
 一応本作の方針としましては「週刊少年誌で連載されていそうな少年漫画風の小説」となっているのですが、なかなかそういう流れに運ぶことができず、やはりジャンルを冒険にして良いのか難しいところがありますね。
 そして、章を重ねていく予定の本作ですが、スタートダッシュの第1章では『登場キャラの気持ちの揺れ動き』を主題にして執筆してまいりました。
 ただ、それをただ執筆の感想のように書き連ねても面白味がないので、少しばかりお喋りを残しつつ、触れていこうかなと思っています。
 さて、読者の皆様は恋愛経験などはありますか?
 いい歳こいたオジサンが恋愛について語れるのは容姿端麗であることが必要条件のように思えますが、まあ、主題は恋愛でなくとも、例えば誰かへの羨望が強くあるとか、コイツには負けたくないという対抗心だとか。
 きっかけは何だって良いのだと思います。要するに、心が強く突き動かされた経験ってありますよね。
 作者自身、小説に留まらず、ゲームや漫画、アニメにドラマなど、様々な作品に触れてくる中で、「こういうの好きだな」とか「私もこういうものを生み出したい」という、一種の触発みたいなものが幾度となく湧いてきます。それに加えて、「自分が納得できるような作品を読んでもらいたい」という自分に対する鼓舞のような感情もあったり。
 作中では、まず主人公が恋情と羨望の入り混じった感情をとある人物に向けているところから物語が始まり、強者と行き遭って敗北を喫した時の悔しさと憎らしさ、また自分にはない狂気や意気込みを見せつけられた時の困惑、自分もあのようになりたいだとか、自分があの人を助けるんだ、といった自発的な感情が渦巻いていたように思えます。
 ですが、実際のところ、それらの感情が交錯することなく乱立しているなかで、物語自体は然程進んでいないのです。だけど、感情だけはズルズル、ドロドロ、と蠢き続ける。
 自分で執筆していて思ったのですが、それが『ぼくらのぼうけんのしょ!』の基軸になるのではないか、そう感じました。
 葛藤、劣等感、自尊心、達成感、焦燥感、何でも良いんです。感情がいくつも生まれることで、文字通り『ぼうけんのしょ』には確かな歴史が残っていくんです。
 さて、そんなこんなで第1章が幕を閉じたわけで、名残惜しさとかこれからの改善点とか色々ありますが、まだまだ『ぼうけん』は始まったばかりです。
 チラリと登場した彼や彼女、捨てキャラと言ってしまうには違和感のある描写のキャラ……ちゃんとこの先登場します。コミカルにシニカルに攻めていく本作、どうか次章もよろしくお願い致します。
 ちなみにアトガキだけ閲覧しちゃった方も、よければ読んでみてください。期待に沿った物語になっているはずです。
 『ぼくらのぼうけんのしょ!』第1章完結ということで、作者からの言葉でした。
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