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AM10:00 シッポウシティー 博物館

「………取材も一段落したし、また旅に出ようかな……」

博物館内のとある書斎、一人の青年がつぶやいた。

〈そうね。最近忙しかったからいけなかったわね。〉

プラズマ団との戦闘から、半年後、ユウキは歴史学者となっていた。

〈次はどこに行くつもりなんだ?〉
「ホウエン地方かな。」
〈いいね~。いついくの~?〉
「いろいろと準備が必要だから、明後日かな。」
〈2日後ですね。僕もついて行ってもいいですか?〉
「もちろんだよ!一人でも欠けたら、楽しさが半減するからね。」
〈うん♪!みんな揃わないとね♪〉
〈楽しみだね~。〉
〈向こうでも歴史とか、伝説を調べるんですか?〉
「うん!そのつもりだよ!」
〈仕事も兼ねて行くってことね。〉
〈せっかくだから、ジムもいこうよ♪!〉
〈せっかくの旅だしな。〉
「じゃあ、今日は明後日のために、ゆっくりからだを休めようか。」
〈そうですね。〉

ユウキの新たな旅が再び始まる。


次回作に続く…………

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