幸せを求めて(前)

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エーフィ「今回は私とアブソルさんの愛のシルクロードを渡りきるお話ですよー!」
アブソル「いや、飛ばしすぎでは…。」
ボスゴドラ「……シルクロード壊れてしまえ…!」
キングドラ「遠まわしにリア充爆発しろって言ってるみたいで見ていて滑稽だな…。」














〜バンギラスギルド付近、中央街〜

エーフィ「アブソルさんこれ見てください!セカイイチですよ!私始めてみました…今まで大きなリンゴくらいまでしか見たことなかったのですが…!」

アブソル「そ、そうでしたか…ゲームとは違ってこの世界ではセカイイチの珍しさが異なるのですね……。」

エーフィ「アブソルさーん!次はあそこ行きませんかー!?お菓子の材料店だそうですよー!」

アブソル「あれ!?セカイイチの話もう終わりですか……ってか遠っ!?移動速っ!?」

エーフィ「アブソルさーん!?」

アブソル「ご、ごめんなさい!今行きます!」




…皆さんおはようござ…あれ?こんばんは…ん?いやこんにちは?…………もういいや!まとめておはこんばんちわです!アブソルさんの自称妻を名乗らせて貰っています!エーフィです!(本名はまだ教えれません!)今私はアブソルと絶賛お買い物…いえ、デートの真っ最中です!……えぇわかっておりますとも…どうしてこうなった…!?ですよね!理由はちゃんと話しますよ〜♪、あれは数時間前のギルドでの出来事です!




〜バンギラスギルド、回想〜

キングドラ「リーダー…ミミロップから食料庫の食べ物が底をつきかけていると連絡があったぞ。」

バンギラス「あれ?もう無くなっちゃったの…?私の野菜もあったからもう少しもつと思ったんだけど…。」

キングドラ「すまん…アブソルとフィオーレ、シルヴァとリオルが加入してから消費量の計算を忘れていた…。」

バンギラス「キングドラそんなことしてたのか…でもまぁないものは仕方ないよ、ヘルガーを捕らえた報酬の一部を使う時だね!」

キングドラ「リーダー…それはアブソルとデンリュウとキルリアのものだろ…。」

バンギラス「私もそう言ったんだけど…3分の1だけ持っていって後は資金にって返されたんだよ何故か…アブソル君が言うにはそれがルールなんです、本当はまだ厳しいんです!って言ってたけど…。」

キングドラ「無欲な奴らだな…あとアブソルのゲームではお金の管理がどうなってるのか気になってきた…。」

バンギラス「ということでキングドラ…誰かと買い物頼んでも良い?まだ書類の整理があって…。」

キングドラ「了解した、ちゃんと力はあるから一人で十分だ…行ってくる。」

バンギラス「宜しくね〜。」



バンギラスさんがキングドラさんにお使いを頼む…このタイミングが良かったんです…!そのお陰で私にチャンスがこの後やって来てくれたのですから…。




〜1時間後〜


キングドラ「り、リー…ダー……。」

バンギラス「あ、おかえり…ってどうしたの!?中央街でなにかあった!?」

キングドラ「……お……り。」

バンギラス「え?おり?何それ……。」

キングドラ「お…ま……つ……り……。」ガクリ

バンギラス「えぇ!?キングドラ!?ちょっと!お祭りってなに!?屋台か?屋台なのか!?…あぁそれどころじゃない!ドレディア君!エーフィ君!」




こうして帰ってきて早々に倒れたキングドラさんはすぐに私達の元に託されました…診断の結果は…人酔いです。


〜ドレディアの医務室〜

キングドラ「すまない…俺としたことが…。」

ドレディア「いえいえ…でもまさかあのキングドラさんが人(ポケモン)で酔うとは…。」

キングドラ「今日の祭りでは色んな行事がてんこ盛りだったらしくてな…大勢の客だった…油断した…。」

エーフィ「キングドラさん…因みにどんなお祭りですか!」

キングドラ「ん?あぁ…特にベースとなるものはないな…洋服店や食べ物の店…後は結構な遊び場…中でも移動遊園地ってのがすごい人気で…。」

ドレディア「いつの間にか中央街が賑やかになっていたのですね…お子さんやご家族でも楽しめそうです。」

キングドラ「1週間は続くみたいだから気が向けば行ってみたらどうだ?デートの場所にも使ってるやつもいるくらいだからな…俺は勘弁だが…。」

エーフィ「キングドラさん今のもう一回言ってください!」

キングドラ「ん?期限か?…1週間は…。」

エーフィ「そのちょっとあとです!」

キングドラ「ちょっとあと…デートの場所にも使えるくらい…ってとこ…ん?エーフィはどこ行った?」

ドレディア「なんかものすごい勢いで部屋を出ました…。」

キングドラ「デート……あぁ、アブソルの所か…。」

ドレディア「…………。」

キングドラ「…………。」

ドレディア「…………。」

キングドラ「…やらかしてもた……。」

ドレディア「キングドラさん…気をしっかり持ちましょう、彼なら大丈夫です…。」

キングドラ「だと良いのだが…あ、フィオーレが歯止め役に…。」

ドレディア「デンリュウさんとピカチュウさんと出かけてますよ…?確か。」

キングドラ「アブソル…すまない…。」







~アブソルの部屋〜

エーフィ「アブソルさ〜ん♪」

アブソル「うわっ!エーフィさん急に…熱っ!」

私が入り込んでくるとアブソルさんは慌てて作業道具を落としてしまいました…苦笑いしながらもササッと片付けて私に向き直ってくれるアブソルさん…あ、熱機械に当たった右手痛いのかな…?手ブンブンしてる…。

アブソル「で?用件はなんですか…?急に来たって事は急用じゃ…」

おっと行けません…つい見とれていました…折角キングドラさんが犠牲になってくれたことが無駄にならないように速さで攻めねば…(死んでません)言いたいことは頭の中に…あら?何ていうのでしたっけ?…ええいとりあえず思いつく限りで!

エーフィ「デートしに中央街に行きましょう!」

アブソル「………………はい?」




こうして戦い(デート)の火蓋は切って落とされました…。







〜現在、中央街〜

アブソル「しかしまさかヘルガーと戦った後の罰にあった何でもいうこと聞く!を使うとは……。」

エーフィ「でもアブソルさんすぐにOK出してくれたじゃないですか!それだけでも私嬉しいんですよ?」

アブソル「いや、あの汚れのない目が可愛すぎて…」

エーフィ「へ…なにか?」

アブソル「あ、いえ…何でもないです…行きましょうか…お菓子の材料見に!」

エーフィ「はい!」



…ちょっと聞き間違いしたかも知れませんが…アブソルさん、私に今可愛いって言ってくれた気がします…!最初のお買い物の時では白の服を褒めてくれましたが…えぇ、今は私自身を見てくれてました…!このまま流れに乗ってやるです!








〜遊園地、カップコースター最中〜

アブソル「…うーん…。」

エーフィ「アブソルさん…クルクル回るの嫌いですか?」

アブソル「あ、いえ…買ったお菓子の材料…店員さんに任せてよかったのかな…って。」

エーフィ「あらら…アブソルさんってほんと他人思いですね…。」

アブソル「そう…ですかね?前も言われている気がするんですけど…。」

エーフィ「えぇ、アブソルさんはとても他人思いの優しい方ですよ…あ、因みに買った荷物はギルドや自宅まで送ってくれます!仕組みは分かりませんが…。」

アブソル「それは…どうもです…しかし仕組みが分からないとなるとやはりなにか特別ななにか…転送?いや…バッジの効果を応用したワープのブツブツブツ…。」

エーフィ「せいやっ!」

アブソル「えっ!?ちょっ!急にハンドル回したら危ないですよ!?」

エーフィ「あのお店のやり方がそれならそれで任せちゃえば良いのです!それより折角この遊園地に来たのですよ?1週間したら消えてしまう(移動する)のですし、細かいことは忘れてパーッと遊びましょう♪」

アブソル「…それもそうですね…あ、ハンドル変わります!」

エーフィ「では思いっきりお願いします!」











〜5分後〜

アブソル「…やはりというか…酔った…。」

エーフィ「アブソルさん!次あれ行きましょう!」

アブソル「回転多様ジェットコースター…エーフィさん…もしかして回るの好き…。」

エーフィ「辞めときます?」(上目遣い)

アブソル「…行きましょう。」(最近エーフィさんに反抗できない…する気もないですけど…。)












〜3時間後、昼〜

先程のジェットコースターやらお化け屋敷やらフリーフォールやら…色んなものを満喫した後は昼食の時間です…!実はここで少しトラップを…昼食をさり気なく遅めに取ってあるのです…!


アブソル「しかし移動遊園地でもこんなにアトラクションがあるとは…。」

エーフィ「パンフレットによるとお客さんのご期待に答えるためにまたまだ大きくなるそうな…。」

アブソル「人間の世界には無かったですよ…こんなに人が来るのも納得……ん?」

お、アブソルさん勘が鋭いですね…周りの他のお客さんが殆ど…というより私達以外誰もいないことに…ここまでは私のシナリオ通りです!(ストローを口に加えながら)

エーフィ「ふふっ…アブソルさん、この時間はパフォーマンスショーとやらが披露されるそうでそこに集まっているのですよ…1時間という長い時間をかけた…ね♪」

アブソル「エーフィさん…見なくても良いのですか?」

エーフィ「良いのです、なにせ今日は折角のデート…こうして二人っきりで話しているだけでも私は凄く幸せですから。」

アブソル「あ…そう…でしたね…では方針はエーフィさんに任せます…!」

エーフィ「ありがとうございます…!でもこうして話してるだけじゃ暇ですよね…ここはお一つ、ゲームでもしませんか?」


アブソル「ゲーム…ですか?」

エーフィ「少し待ってて下さい。」


よっしゃ遂に来た!と心の中だけでガッツポーズを収め、私はポーチの中からあるものを取り出します…デート、二人っきり、邪魔者なし、雰囲気、条件はオールパーフェクトです!





トン…。




エーフィ「ポッキーゲーム……しませんか?」

多分今日の私は…一番の笑顔で輝いてると思う…!


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