最終決戦

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いよいよキツネ戦です。キツネ戦は3匹ずつにします。











『さぁ!いよいよ始まります!5年に1度のポケモンリーグ優勝者とチャンピオンの戦いが幕を開けます!挑戦者が新たなチャンピオンになるのか?!はたまたチャンピオンがその座を防衛するのか?!勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか!!』

チャンピオン戦とだけあって今日は朝からホウエン地方全体がにぎわっていた。

「サキ。とうとう来たね。」

「そうだね。なんかあっという間にここまで来ちゃったねぇ・・・。」

「あぁぁ!朝から心臓がバクバクしてます・・・。」

「この戦いが終わったら僕たちの旅も終わり・・・になるんだよね。」

「あっという間だったね。喧嘩したり泣いたり笑ったり・・。」

「どれも全部いい思い出ですね。」

「そうね。じゃあ、ぼちぼち行きますか。」

「そうだね。じゃあセイラ、応援、頼んだよ。」

「はい!今日は全身全霊で応援しますよ!」

3人で笑いあってから会場に入る。

会場はすでに満席に近い状態だった。

私達はいつもの第3ラウンジに案内される。

「このラウンジにもお世話になったよね。」

「そうだね。最初、カエデが倒れたときびっくりしたよ。」

「んー。あれは申し訳なかったよ。」

「まぁ、あれはカエデのせいじゃないけどね。」

そんあ雑談をして心を落ち着かせる。カエデはどうかわからないが私の心臓もセイラちゃんのようにバクバクと鼓動が聞こえるのか心配になるほど鳴っていた。

『サキさん、カエデさん、準備をお願いします。』

「よし。行くか。」

「うん。」

私たちはリュックを置き、ベルトにモンスターボールをセットして部屋を出た。

次帰ってくるときにはチャンピオンになっているかもしれない。そんな期待を持って私たちは歩きだした。



『さぁ!ただいまよりチャンピオン、キツネVS挑戦者サキ&カエデ選手のポケモンバトルを始めたいと思います!』

会場に入場すると私たちは歓声で向かい入れられた。

奥にはチャンピオン、キツネが椅子に座っている。その顔はあの戦いの日からなにも変わっていなかった。

『使用ポケモンはチャンピオンは6体、挑戦者は3体使用することができま・・・』

「ちょっと待ってください。」

突如響いた声。その声がキツネの声だとわかるまで私には少し時間がかかった。

一気に会場がざわめきだす。

「今回の戦いは挑戦者さんの使用ポケモンを1人6体にしてください。そして1対2のバトルにしましょう。」

『おぉーっと!なんという自信だ!』

キツネの発言に会場のざわめきは倍になる。

「私はサキさんとカエデさんと一緒に旅をしてきた仲間と絆を見たいのです。3匹では見ることができません。6匹使用してサキさんとカエデさんの成長を見たいのです。」

『分かりました!それでは挑戦者は1人6匹使用可能です!』

「そうきたか・・・。」

『それでは両者ともにポケモン準備!』

「行って来て!ブラッキー!」

「頼んだ!オオスバメ!」

私たちのポケモンが色違いだったからか、それか彼なりの作戦があるのか。彼は私たちのポケモンを見てニヤリと笑った。

「サザンドラ、よろしくお願いします。」

『それではポケモンバトル・・・はじめ!』

「オオスバメ!エアスラッシュ!」

「ブラッキー!悪の波動!」

「サザンドラ、ブラッキーに気合玉!」

サザンドラに悪の波動が当たるも、跳ね返されてしまう。さらにオオスバメのエアスラッシュがぶつかるが平然な顔をしていた。

「サザンドラ、火炎放射!」

「オオスバメ、空高く飛ぶんだ!」

「ブラッキー、もう一度悪の波動!」

サザンドラは空中にいるオオスバメに向かって炎を出している。

オオスバメに気を取られていたサザンドラにブラッキーの悪の波動がぶつかる。

「サザンドラ、とんぼがえり!」

しかし、安心していたのも束の間、ブラッキーにものすごい速さでぶつかったサザンドラはキツネのもとに戻っていく。

虫タイプの技で効果抜群だったが、ブラッキーは耐えてくれた。

「いってきなさい、カイリュー。」

「ブラッキー、騙し打ち!」

ブラッキーの素早い攻撃にカイリューはついて行けずに隙のあるところに騙し討ちは命中した。そこが急所だったのか、カイリューは顔をゆがめた。

「オオスバメ、燕返し!」

そこにオオスバメの燕返しが顔に直撃し、カイリューはよろめく。

「これが私たちのコンボ技!」

「ほう、確かに強くなっていますね。ですがこれでも耐えられますか?カイリュー、破壊光線!」

「危ない!」

カイリューが溜めた力はすさまじいものだった。

破壊光線が2匹を包み、爆発する。

砂埃が落ち着くとそこには倒れたオオスバメとブラッキーの姿があった。

『オオスバメ、ブラッキー、戦闘不能!カイリューの勝利!』

わーー!!!

「つ、強かった・・・。ありがとう、ブラッキー。」

「オオスバメ、ありがとう。」

「あなたたちのコンボ技、確かに強かったですけど、これには及んでいませんね。」

「・・・。チルタリス、お願い。」

若干イラつく。

「さ、サキ、落ち着いて・・。ブルンゲル、いこう。」

「・・・。分かった。チルタリス、ムーンフォース!」

「ブルンゲル、熱湯。」

チルタリスの眩しい月の光にカイリューは少し苦しそうにする。そしてブルンゲルの熱湯が体にバシャバシャとかかる。

「カイリュー、ただひたすら耐えるのです。」

「チルタリス、上からムーンフォース!」

「ブルンゲル、下からは吹雪で対抗するんだ!」

カイリューが動けない間にひたすら体力を削る。

「カイリュー、雷パンチ。」

動けるようになったカイリューは拳に電気を纏い、ブルンゲルにぶつかる。

「残念でした。そっちは身代わりだよ。」

「なっ、」

「チルタリス、上から竜の波動!」
カイリューが、ブルンゲルの身代わりにぶつかった瞬間、チルタリスの竜の波動がカイリューにぶつかり、カイリューはどさりと倒れた。

『カイリュー戦闘不能!チルタリス、ブルンゲルの勝利!』

「よし。まずは1匹撃破!」

「やりますね・・・。それではバンギラス、よろしくお願いします。」

バンギラスが出たため、フィールドは砂嵐によって前が見えづらくなる。

「バンギラス、岩、悪タイプね・・・。チルタリス、ムーンフォース!」

「ブルンゲル、熱湯!」

砂嵐のせいで前が見づらく、しかもバンギラスを守っているので、ムーンフォースはかするがあまり効果はなさそうだった。

ブルンゲルの熱湯は、砂嵐が邪魔をしてバンギラスまで届かなかった。

「バンギラス、ストーンエッジ。」

多分狙いはチルタリスだ。

「チルタリス、上に飛んでむやみに近づかないで!」

チルタリスは高く上に飛ぶ。ストーンはチルタリスには当たらなかった。

「ブルンゲル、地面の中に消えた後、下からハイドロポンプ!」

ブルンゲルは地面の中に消えた後バンギラスの真下に移動する。

バンギラスは、ブルンゲルを見失い、怪しそうにあたりを見回す。

「今だ!」

ブルンゲルはバンギラスの真下からハイドロポンプを繰り出す。しかし。

「バンギラス、かみ砕く。」

ハイドロポンプを繰り出した瞬間、ブルンゲルはバンギラスに捕まえられ、かみついた。

お互いに効果抜群の技だったため2匹とも倒れてしまう。

『バンギラス、ブルンゲル、ともに戦闘不能!』

わーー!

また会場がざわめく。

「ごめん、ブルンゲル。お願い、カポエラー。」

「サザンドラ、頼みましたよ。」

「チルタリス、サザンドラならムーンフォースよ!」

「カポエラー、インファイト!」

「サザンドラ、火炎放射です。」

サザンドラは火炎放射でチルタリスとカポエラーの視界を阻む。チルタリスのムーンフォースもかすっただけだった。

「チルタリス、サザンドラの周りをぐるぐる回るの!」

「カポエラー、ジャンプしてかわらわり!」

チルタリスはサザンドラの周りは飛ぶ。サザンドラはその速さに追いつけず、目を回し始める。そこにカポエラーのかわらわりが頭からぶつかり、大ダメージを受ける。

「サザンドラ、落ち着いて。火炎放射で焼き払う。」

サザンドラは四方八方に火炎放射を繰り出し、周りを飛んでいたチルタリスの羽が焼けてしまう。

「チルタリス、ハイパーボイス!」

チルタリスは空を飛んで上からハイパーボイスで攻撃する。

「カポエラーはインファイト!」

サザンドラは羽ばたいてカポエラーの攻撃を避ける。しかし、ハイパーボイスは避けきれなかった。

「今よ!チルタリス、ムーンフォース!」

ハイパーボイスを聞いて苦しそうに顔をゆがませたサザンドラにムーンフォースがぶつかる。サザンドラはゆっくり地面に落ちていった。

『サザンドラ、戦闘不能!チルタリス、カポエラーの勝利!』

「や、やった!」

「ふむ、甘く見ていました・・・。それでは4匹目に行きましょう。」

そう言いながら彼はモンスターボールを取り出す。


彼の次のポケモン、それは、昔戦ったヌメルゴンだった。







1時間くらいかけて書いた話が意外と短くてたまにショックを受けるのですが私だけでしょうか。
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