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初めての実戦


「行くぞソロ、挑発だ!!」
「クゥ、クゥゥゥっ? クゥっ!!」

アカツキの指示に、ソロが得意げな表情を浮かべながら挑発的な声音で嘶く。
口だけでは物足りないのか、前脚を動かして相手を挑発する。

(挑発……)

ソロの挑発にシママ――ボルトが小さく身体を震わせたのを見て、チェレンは舌打ちした。

(電磁波で麻痺させてからじっくり料理してやろうかと思ってたけど、先手を譲ったことが裏目に出たか。
変化技を警戒して、攻撃技しか使えないようにする……ふぅん、少しは考えてるようだね)

『挑発』は、れっきとしたポケモンの技。
相手を怒らせることで攻撃にシフトさせ、一時的に補助や回復の技を封じることができるのだ。
実際、チェレンはボルトの『電磁波』でソロを麻痺させてからじっくり倒そうと考えていたのだが、電磁波は変化技――『挑発』で封じられる。

(電気タイプのポケモンなら、電磁波は使えると考えるべきだよな。
……使えないにしても、鳴き声とか尻尾を振る攻撃でこっちの能力を下げられる心配はなくなる)

アカツキもまた、電磁波を警戒していた。
だが、チェレンが思いもかけず先手を譲ってくれたものだから、真っ先に手を打つことができた。
電気タイプの多くの技は、追加効果で相手を麻痺させることがあるが、そこまで警戒していたのでは逆に身動きが取れなくなる。
ある程度のリスクは承知で、一番厄介なものを潰せただけでも良しとすべきだろう。

(見たところ、相手も進化前みたいだ。
一撃でソロを倒すだけの力はなさそうだし、ソロの特性は考えなくても良さそうだな……)

アカツキが次に考えたのは、相手の攻撃力。
進化前のポケモンの多くは、対戦相手を一撃で打ち倒すほどの力は持ち合わせていない。
常識的に考えれば幸いと言うべきなのだが、ソロの特性を考えた場合は、そうとも言い切れなかったりする。

(『マルチスケイル』だもんな、ソロの特性……)

一般的なゾロアの特性は、手持ちのポケモンに化けることで相手を欺く『イリュージョン』。
しかし、ソロの特性は非常に珍しいと言われる『マルチスケイル』だ。
一言で表すなら『ダメージを受けていない状態であれば、いかなる攻撃を受けても一撃では倒されない』のだが、それは相手の攻撃力が非常に高い場合に有用に働く効果である。
今回のバトルではメリットもデメリットもないのだから、考える必要はないだろう。

「挑発で攻撃しかできないようにするとは、なかなか考えてくれるじゃないか。
でも、それならそれで攻撃だけさせてもらうだけだ。ボルト、ニトロチャージ!!」
「…………!?」

相手を麻痺させる方法ならまだ残っている。
初めて聞く技の名前に、アカツキは訝しげな面持ちで眉根を寄せた。
一体どんな技を繰り出してくるのかと思ったが、すぐに分かった。

「マォォォォッ!!」

ボルトが前脚を振り上げ、猛々しく嘶くと、その身体に炎がまとわりついた。

(炎タイプの技……? 電気タイプなのに炎タイプの技を使うのか……電気技が効きにくい草タイプに対抗するには十分だけど……)

ニトロチャージは炎タイプの技。
炎をまとったまま、ボルトはソロ目がけて突進してきた。
素早いが、ソロの身軽さに比べればやや劣る――しかし、アカツキの考えはあっさりと打ち砕かれる。
ソロはボルトの突進を避わしたのだが、再びボルトがニトロチャージを繰り出してきた時、先ほどとは段違いのスピードを有していたからだ。

「スピードが上がってる……!?」

これには驚くしかない。
ニトロチャージがただ『炎をまとって突進する技』と考えていたからだ。
だが、そんなことのためにチェレンはボルトにこの技を使わせたのではない。
なぜなら、炎タイプは悪タイプのソロにとって相性が良くも悪くもなく、むしろそれならば自身が有する電気タイプの技の方が上手に扱え、威力もより高く引き出すことができるのだ。

(もしかして……ニトロチャージって、攻撃の後でスピードを上げる効果がある技なのか?)

正解。
ニトロチャージは身にまとった炎を攻撃の後で自らの力に変換することで、爆発的な推進力――つまりスピードを上げることができるのだ。
攻撃が当たればそれで良し、当たらなければ当たらないで、スピードを上昇させる役には立つ。

(こりゃ簡単に勝たせてもらえないな……)

今となってはボルトの方が素早いが、その素早さを逆手に取ってしまえばいい。
アカツキがそう考えていることを見通してか、チェレンはソロ目がけて突進するボルトにさらなる指示を出した。

「ボルト、ニトロチャージを取りやめて電撃波!!」
「……!? ソロ、穴を……」

さらにスピードを上げてくると思いきや、今度は遠距離攻撃。
アカツキは慌てて指示を出そうとしたが、言葉を終える前にボルトの攻撃がソロを直撃していた。

電撃波は膨大な量の電気を一点に集中させることで空気絶縁を破壊し、神速の勢いで電撃を撃ち出す技だ。
パワーの大半を絶縁破壊に使用してしまうため、技の威力自体はそれほど高くもないのだが、最大の武器は攻撃が相手に到達するまでのすさまじいスピード。
距離を取った状態で連発されると、近づいて攻撃するまでに何発食らうか分かったものではない。

(穴を掘って地面に逃げようとしたけど、それができないと厳しいな……)

電撃に撃たれながらも、激しく頭を振って気を取り直すソロ。
ニトロチャージでスピードが上がっている状態では、ソロのスピードでは追いつけない。
近づいて攻撃しようにも、距離を取って電撃波を連発されると厳しい戦いになるだろう。
不意を突くために、電気タイプのボルトに効果抜群となる地面タイプの技『穴を掘る』を指示したのだが、穴に潜る前に攻撃を食らってしまうのだ。
この状況をどうにかしない限り、厳しい戦いを強いられることになる。
アカツキが真剣な表情で思考を働かせているのを脇で見やり、ナナはこんなことを考えていた。

(チェレンもアカツキ君も、ホントに真剣なんだ……
でも、今はチェレンのペースって感じ。ニトロチャージでスピードが上がってるもんなあ……)

さすがは研究者の娘。
ポケモントレーナーでなくとも、ポケモンが扱う技についてかなりの知識を持っているのだ。
ゾロアがイッシュ地方でもかなり珍しいポケモンとはいえ、やはりその地方のポケモンを知っているかというアドバンテージが大きいのは否めない。
その点、アカツキの方がかなり不利な状況にあるのだが……

(アカツキ君はお父さんからジムトレーナーとして特訓を受けてきたんだもん。
きっと、これから華麗な逆転劇を繰り広げるに違いないわ)

アドバンテージは抱えているが、チェレンもゾロアというポケモンについては詳しく知らないはず。
なにしろ、個体数が少ないものだから、どのような技を使えるのか知らないトレーナーが多いのだ。
その状態では、いくらチェレンが町の少年少女の中で一番強くても、対策を立てるのは難しい。
この状況からどのように立て直していくか……?
これはトレーナーでなくても気になる展開である。

(でも、穴が掘れないとまともに近づけないな。
……いや、待てよ?
まともに近づけないんだったら、まともじゃない方法を使えばいいんだ。よし……!!)

アカツキはグッと拳を握りしめ、ボルトを指差しソロに指示を飛ばした。

「ソロ、ボルト目がけて突っ走れ!!」
「クゥっ!!」

破れかぶれもいいところの指示に、チェレンは眉根を寄せた。
スピードではボルトに敵わないと分かっているはずだ。
それが分かっていながら、この指示……何か策があると、チェレンは考えた。

(あの表情、あきらめているわけじゃない。
何か策があって、敢えてあんな指示を出してるんだ。
……ゾロアを相手にしたことのあるトレーナーって少ないと聞くけど、僕もあまりゾロアの技は知らないんだよな)

策があるにしても、どのような手段で対抗してくるかまでは読めない。
ただ、ボルトのスピードをモノともしない、確実に攻撃を当ててくる策があるとしか思えなかった。

(ギリギリまで引き付けるのは危険だな。できるだけ攻撃して、近寄らせないようにするのが一番だ)

ソロがボルトに肉薄するのを見やり、チェレンはボルトに指示を出した。

「ボルト、電撃波を連発!! 相手を近寄らせるな!!」

しかし、アカツキはこの瞬間を待っていた。

「ソロ、不意討ち!!」
「なにっ!?」

予想外の指示に、チェレンは驚きの声を上げた。
ボルトが電撃波を発射しようとした瞬間、ソロが弾丸のごとき勢いでボルトに突っ込み、先制攻撃を食らわしたのだ。
不意討ち――というと聴こえは悪いが、これもれっきとしたポケモンの技。
攻撃技を繰り出した相手に対して、先制攻撃を仕掛けるのだ。
攻撃以外の技を出した相手には効果がないのだが……

(そのための挑発か……!?)

攻撃技以外が使えなくなる挑発と、攻撃技を繰り出した相手に対して先制攻撃が可能となる不意討ち。
アカツキがそこまで考えていたのかと驚くチェレンだったが、実際のところ、アカツキはそこまで考えてはいなかった。

(良かった、なんとかうまくいった……
穴掘って逃げようかって考えてたけど、ギリギリのところでなんとか考えついた)

当初は穴を掘る攻撃で、ボルトの電気技を回避しつつ攻撃に打って出ようかと思っていたのだが、電撃波の連打が来るかも……と考えたところで、ソロが不意討ちを使えることを思い出したのだ。
タンバジムでのトレーニングでは、格闘タイプのポケモンがメインであるため、悪タイプの不意討ちは相手に対して効果が薄い。
だから、あまり使わせないでトレーニングに励んでいたのだが、そういった状況が長く続いたせいで、不意討ちが立派な技であることを失念していた。

(それに、攻撃を食らってる状態なら、いくらスピードがあっても逃げられないはずさ!!)

不意討ちは悪タイプの技。
本家本元の悪タイプであるソロが使えば、他のタイプのポケモンよりも威力を引き出すことができる。
さらに、ボルトに代表されるシママは、見た目の割には防御力がかなり低い部類に入るため、今の一撃はかなりのダメージとなった。

「今だ、ソロ!! お仕置き!! 全力でぶちかませーっ!!」
「クゥっ!!」

そこへ、ソロが全力投球のお仕置きを食らわす。
お仕置きは、相手の能力が上昇しているほど威力が増す技。
ニトロチャージでスピードが上昇している状態では、ボルトの受けるダメージはかなり大きくなる。
上昇しているのが防御力なら、ある程度威力を相殺できるのだが……そう都合よく防御力を上昇させるような技はない。
強烈な一撃を食らって吹っ飛ぶボルト。
空中で辛うじて体勢を立て直し、四本の脚で着地したが、受けたダメージの大きさを物語るように息遣いがかなり荒かった。

(不意討ちからお仕置き……!!
ゾロアの技をよく知らないことが裏目に出たか。だけど、このまま終わらせはしないっ!!)

チェレンは眼差しを鋭く尖らせると、ソロを睨みつけながらボルトに指示を出した。

「ボルト、ワイルドボルト!!」

これが恐らく、このバトルでの最後の指示になるだろうと、チェレンはそう感じていた。
ボルトは不意討ちとお仕置きでかなり……いや、ノックアウト寸前のダメージを受けている。
だが、ダメージを受けているのはソロも同じ。度合いで言えばボルトの方が深刻だが、この最後の一撃に逆転を賭ける。
トレーナーの強い意気込みを理解してか、ボルトは身体に激しい電撃をまとわせると、ニトロチャージで強化されたスピードを存分に活かしてソロに渾身の体当たりを食らわした。

「ソロっ!!」

アカツキが叫ぶも、ソロは大きく吹き飛ばされて地面に叩きつけられると、そのまま十数メートル地面を転がった。

(ワイルドボルト……!? ボルトって名前だから、電気タイプの技だろうけど……すごい威力だ)

アカツキは粘着いた汗が頬を流れていくのを感じながら、ボルトが繰り出した渾身の一撃……その威力に背筋を震わせていた。
ワイルドボルトは電気タイプの大技で、電撃をまとって渾身の体当たりを食らわせる。
ただし、大きな威力を発揮する代わりに、突進やフレアドライブといった技と同じように相手に与えたダメージに比例した反動を受ける。

(ソロ……)

ソロはぎこちない動きながらも何とか立ち上がった。
今の一撃はダメージが大きかったらしく、足元がおぼつかない。
指先で軽く弾いてやれば、そのまま足腰が砕けて倒れてしまうのではないかと思うほどだ。
一方、ボルトは最後の力を振り絞ってワイルドボルトを繰り出し、ソロに大きなダメージを与えることには成功したものの、反動のダメージで力尽き、その場に崩れ落ちた。

「戻れ、ボルト」

荒い息を繰り返しながらも、ソロはまだ立っている。
チェレンはボルトをモンスターボールに戻し――バトルは決着した。

「はい、そこまで」

手を叩く音と共にバトルの終了を告げたのは、ナナではなかった。
顔を向けると、ナナの隣にアララギ博士が腰を下ろしていた。
敷地に棲息するポケモンたちの様子を見て回っていたはずだが、アカツキを待たせまいと、超特急の勢いで済ませたのだろう。
バトルしている二人は、アララギ博士がやってきたことに気づいていなかったようだが、それだけ真剣にバトルに臨んでいたということだ。

(おばさん、バトルを見てたんだ……)

まさか見られているとは思わなかったが、ソロがよろよろとした足取りで歩いてくるのを認め、すぐさま駆け寄った。

「ソロ、大丈夫か……?」
「クゥっ……」

アカツキの言葉に頷くと、ソロは満足げな表情で倒れた。
ワイルドボルトの一撃で、戦闘不能寸前まで追い詰められていたのだ。
倒れたソロの身体を抱き上げて、アカツキは小さく微笑みかけた。

「頑張ってくれてありがとな、ソロ。ゆっくり休んでてくれ」
「……クゥっ♪」

労いの言葉をかけながら、モンスターボールに戻す。
ソロは外での生活を基本にしているのだが、バトルなどで疲れた時だけはモンスターボールに入るのだ。

「ふう……」

アカツキは立ち上がり、小さく息を吐いた。
タンバジムでバトルのトレーニングを受けてきたが、トレーニングと実戦ではやはり違うのだと、嫌でも実感したバトルだった。
知らないポケモンが相手だったこともあるし、何よりも実戦ならではの『駆け引き』を体感したからだ。

(ジムでトレーニングは積んできたけど、知らない相手が出てきた時にだってちゃんと戦えるようにならなきゃ意味がない。
今回のバトル、すごく勉強になったな)

反省点や改善点を頭に浮かべていると、チェレンがこちらに向かって歩いてくることに気づいた。

「やるね……僕の負けだ」
「いや、こっちも危なかったよ。
ソロがあそこで耐えてくれてなかったら、どうなってたか分かんなかった」

チェレンは素直に敗北を申告したが、アカツキは頭を振った。
このバトル、どちらに転んでいてもおかしくなかった。
……否。
ソロが不意討ちを使えることをあのタイミングで思い出せていなければ、負けていた。
たまたま、今回は作戦勝ちというだけであって、自分とソロが相手より少しだけ強かったからだ――などという自惚れた考えを、アカツキは一切持っていなかった。

「ありがとう、チェレン。とても勉強になったよ」
「あ、ああ……こっちこそ」

アカツキが笑顔で手を差し出したのを見て、チェレンは呆気に取られたような表情を浮かべたが、すぐに彼の手を握った。
バトルでは敵同士でも、バトルが終わればこうやって仲良くなれる。
それがポケモンバトルであり、ポケモントレーナーとしての流儀なのだ。

(……なんていうか。僕はつまんないことを気にしてたみたいだ)

アカツキの表情は晴れ晴れとしたもので、自分が敵意を向けていたことに気づいていながらも、あまり気にしていないようにさえ見えて。
バトルを終えて冷静さを取り戻したチェレンは、昂った感情をバトルに持ち込んでしまったのだと気づいた。
それに、アカツキが素直な性格の持ち主であることも分かった。
フェアな条件で戦いたいと言ってボルトのタイプを教えた時に、その言葉を疑うことなく『ありがとう』と礼を言ってきたり、こうやってバトルを終えてみると、結果を喜ぶでもなく、真摯に現状を受け止めていたり。

(参ったな……これじゃあ、僕の方が子供みたいだ)

ナナを守るのは自分だと意気込んではいたが、力を試そうと思っていた相手に負けていたのでは話にならない。
それに……バトルを通じて、アカツキの人となりはなんとなく、理解できた気がする。

(キミなら、ナナを守ってやれるかもね。
だからって、僕だってナナを守りたいと思ってる気持ちに変わりはないんだけど)

小さく息を吐き、アカツキの手を離す。
……と、そこへアララギ博士とナナがやってきて、満足げな表情を揃って覗かせた。

「アカツキ君、チェレン君。
二人とも、今のバトルはなかなかすごかったわよ。
旅立つ前のトレーナーとは思えないようなレベルだったわ。これなら、どこに出かけても安心ね」
「うんうん、二人ともすごかった!!
アカツキ君、ジムでトレーニング受けてきたって聞いてたけど、ホントに強いね。
チェレンも、町一番の意地みたいなの見せてくれたよね」

二人して絶賛してくれたが、アカツキは気恥ずかしさを覚えずにはいられなかった。
確かにタンバジムでトレーニングを受けてはきたが、どこへ行っても通用するかと言われれば、そうとは思えないと自分で分かっているからだ。
多少は世辞が入っているにしても、彼女らの言葉に慢心することなく、研鑽を重ねていかなければならない。

「ありがとうございます」
「ありがとう。おばさん、ナナ」
「さ、一生懸命頑張ってくれたポケモンたちを回復させてあげましょ」

アララギ博士は笑顔で言うと、空き地の隅に停めたバギーを指差した。
カノコタウンにはポケモンセンターがなく、ポケモンを回復させるにはアララギ博士の研究所に設置された機械を使うしかない。
実際、町の子供たちがポケモンバトルをすると、博士の研究所で回復させてもらっているのだ。

(ソロ、頑張ってくれたもんな。早く回復させて、ゆっくり休ませてやらなきゃ)

実力が伯仲した相手とのバトルは初めてだっただけに、ソロの疲労はそれこそ半端なものではないだろう。
グッと拳を握りしめると、歩き出した博士たち三人の後を追いかけ、博士のバギーに乗り込んだ。






To Be Continued…
3DSでリメイクされたドラクエ8にのめり込んでいたらまた投稿の間隔が空いてしまいました……本当に、やりたいことがあるとなかなか時間を割けないものです。

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