あめ・つち

作者:Ryoさん
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 私があの子達と出会ったのは、ちょうどあの子達との別れの日と同じような、すっきりとした雨上がりの午後のことだった。
 田畑が広がる中に様々な色の屋根が寄り集まっている。時々低めのビルやアパートが農道沿いに構えているが、自分の車を運転している私の景色からそれらは一瞬で姿を消してしまう。運転中の私の視界はいつも道路を真っ直ぐに突き抜け、私の町を見下ろすように取り囲む高い山々の麓で立ち止まる。あの日は山のてっぺんを軽やかに飛び越えるような虹がかかっていた。虹の出るような時はいつもそうだけど、あの日の風も爽やかな中に一筋の潤みを帯び、赤信号で立ち止まれば、道沿いの木や草や家の屋根などのあらゆるものが......

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最終更新日
2018年11月08日
ステータス
短編
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