お手本の「ド」

作者:しろあんさん
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とある家の一室。小さいながらもリビングウッドでできた小洒落た部屋には、小さなテーブルにソファとタンス、そして二台のグランドピアノが設置されていた。
その片方のピアノのトムソン椅子に腰掛けているのは、14歳ほどの少年。
少年は姿勢を整え、そっと右手の親指をドの位置、薬指をファの位置に置くと、一呼吸置いてからゆったりとしたメロディーを最初の三小節だけ奏でた。

「ストップ、やっぱり最初のドが少し強すぎますね。」

少年の隣に立っていた大らかな印象の女性が、そう指摘した。その女性の両手にはひねこポケモンのニャビーが抱きかかえられている。

「出だしは弱起ですから、もう少しやさしめに鍵......

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最終更新日
2018年07月02日
ステータス
短編
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ポケモン
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