破壊の遺伝子

作者:覆面作家企画7さん
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本文


『帰れ』

 頭の中に直接響いた声は、ひどくさみしく聞こえた。







 ハナダシティからしばらく歩くと、川が流れるそばに大きな洞窟がある。
 それを知る人はみな「ハナダの洞窟」と呼んでいるが、実際のところこの洞窟が何という名前なのかは誰も知らない、名無しの洞窟。
 訪れる人もない寂しい洞窟。

 そこに――夏の暑い日差しを浴びながら、てくてく一人と一匹の人影が来訪した。




「あー、暑い、暑い。もう本格的に夏だなぁ。大丈夫か、ピカチュウ?」
「ぴかっ!」
 一筋の汗もかいていないのに暑いとうそぶく少年。涼しげな表情と声は、「本当にこいつ......

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最終更新日
2018年06月11日
ステータス
短編
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