生きている木

作者:円山翔さん
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 世にも珍しい巨大な盆栽がある、という噂を聞いて、私はこの僻地にやって来た。
 人里離れた山の麓に立つ一軒家。そこには、ありとあらゆる種類の植物がそこかしこに生えていた。束になった艶のある五枚の葉。鼻をつまんでもまだ香る強烈な匂いを放つ花。季節外れの桜。北国を思わせる白い雪のような肌の太い木から、南国にありそうな丸い実をつけた背の高い木までが揃う、まさに植物の楽園とでもいうべき場所だった。
 様々な色や香りを楽しみながら、私は一軒家を訪ねた。そこには、世間から異端と呼ばれた研究者が住んでいるという。何でも、死んだポケモンを土に埋めると生きかえるなどと主張しているとかいないとか。そんなこ......

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最終更新日
2016年09月16日
ステータス
短編
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