8月9日の礎

作者:ステイル

あらすじ

8月9日、第二次世界大戦真っ只中、それは落とされた。そのお陰で戦争は終わりを迎えたが、あまりにも大きな犠牲を払うことになった……。

本文冒頭

登場キャラクタ

「この辺なら…。よし、後輩。探せ」
「………先輩、自分でも探してくださいよ」
「何を言っている。言っておくが私は君よりも探してる。だいたい、連れてきて貰っといて文句を言うな。そもそも、君が行きたいというから連れてきたのであって本来、君を連れてくる気はさらさらなかったのであるからして………」
「あぁ、もうっ! わかりましたよ、わかりました。探せばいいんでしょ、探せば…」
後輩はブツクサ言いながらシャベルの持ち手に手をかけた。こういうのもなんだが後輩は自分にはとことん弱いと思う。最近の若者は全てがそうでは無いだろうがなんとなく、こう、辛いこと

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