ヒーロー

作者:影虎

本文冒頭

「僕はスーパーヒーローになるんだい!」

大都市から少し離れた住宅街。そこにちっぽけな公園があった。

その公園には、不揃いな遊具が点々と置いてある。ある一人の少年は、大きな滑り台の上でそう叫んだ。一緒に遊ぶ子供たちは、それを見て笑った。

「フカマルー!ヒーローなんて実際はいないんだよーだ!」

意地悪そうな子供にそう言われ、滑り台の上のフカマルは怒る。

「いるんだよっ!見てろー!大人になったらヒーローになるからな!」

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