ポケモンと暮らす。

作者:ステイルさん

君はポケモンと暮らすことに憧れを抱いていないかい?
少なくとも私は思っている。うん?何が言いたいんだって?まぁ、簡単に言えばこのお話達はポケモンと暮らしたらっていう話だってことさ。

ある男に届いた一通のメール。その名を「R-メール」。
オレンジ色の画面の中に寝ぼけたような顔がついている。
携帯越しに見つめてくるそいつは確かに俺に向けてメールを送ったんだ。
電車の窓から顔を覗かせる君たちとは長い付き合いだけどあの町で僕と君たちは出会ったんだ…。

高校生最後の夏休みのある日のそんな僕たちのお話…。

(注/流血表現一部あり)
あなたの初恋の相手は誰ですか?
テレビの取材でそう聞かれたらあなたはどう答えますか?
私なら…私の初恋の相手は………
ポケモンに恋をしてしまった『私』のお話。
向かいのバス停で俺と同じ行動をしたそのポケモン。
ただ付いて行っただけでまさかあんな目に合うとは思ってなかったよ…。
P.S.
これは「ロトム配給メール」と同じ時間軸とお考えください。あと思いつきで書くので他の二つに更新は遅いです
空き地DEラジオー!
さぁ始まりました、空き地DEラジオー!
今回は……

…と軽快な声が小さな黒い箱から流れてきた。
今日は何を話すのか…いつの間にかわくわくしながら聞いている自分がいる。
ラジオで繋がるそんな一人と一匹のお話。
雨が降り出したその日に俺はあいつと出会った。
瀕死状態のあいつ。遅刻した俺。
抱きしめるあいつ。嫌がる俺。

雨、雨、降れ、降れ。もっと降れ。

そんな一人と一匹のお話。
澄んだ空にプカプカ浮かぶ白い雲。ついでに聞こえる鉛筆がキャンパスをなでる音。そして青い空!
オイラは寝転がりながらその音を聞く。
ねぇ旦那?
オイラ今、とっても幸せだよ?
なぁんて呟けるぐらいにのんびりした時間が流れてる。
そんなオイラと旦那のお話…。
相棒と会ったのは釣りをしていた時だった。
俺は相棒に助けられた。だから俺は相棒といられるんだ…。
琥珀糖……それは砂糖菓子の名前。琥珀のように美しい色合いの菓子。形はまるで石のような形で透明感があり、冷涼な見た目で夏場には重宝されたという。
あなたは、ポケモンロスという言葉を知っていますか?
ラティアスと主人公がイチャイチャするだけのお話。
恋愛寄り…になってると思うよ。
時折、ぼんやり考える。我が輩、かれこれ二十数年は生きてる気がする。
我が輩、残念なことに記憶力が乏しい。
昔のことなどどうでもいいが暖かい胡坐と美味しいご飯ともう一つ、優しいヒトと一緒にいられればそれでいいのだ…。
飛べない理由はいくつかあるんだ。
その一、普通に怖い
その二、わざわざ飛んでやる必要もない
その三、お前の笑顔が嫌いなんだ
人ならざる同居人は自分より遥かにわがままであり、融通の効かない、愛すべき生き物である。
「お前は俺がいれば生きていけるんだもんな。まったく、楽な生き方だよ。俺もニャビーになってそうやって生きたいなぁ」
電車で揺られること…何分?寝てたからわからないや。
とにかく、しばらくしたら着いてしまったんだ。コガネシティ…。
そこには私の『手持ちたち』が暮らしていてビックリしたけど。
まぁとにかくその『手持ちたち』にはいろいろな諸事情があるようで…。
春だね。
また、来たよ。
今日は君の好きな花を持ってきたんだ。
チリン♪
チリン♪
鈴の音色を聴いたとき、そばに神の通る道がある。
会えるかどうかは神次第。