「フィオネ」が登場する小説

作者:586
大人しい小夏と腕白な優真。どこをとっても正反対の二人は、幼馴染だけどお互いを苦手としている。一緒にいるってだけでもまっぴらごめん、ましてや二人で協力して何かをするなんて、どちらも考えもしなかった。

――夏休みが始まったあの日、二人が海を訪れるまでは。